[도쿄 리포터=토시키 아오야마] 15주년을 맞은 축제 섬머 뮤자 KAWASAKI 2019에 7월 29일 도쿄도 교향악단이 출연했다.

지휘자는 2009-2010 시즌부터 뉴욕 필하모닉 음악 감독으로 취임하여 2018년까지 이 직위를 지냈으며 현재 도쿄도 교향악단의 수석 객원 지휘자에 임하고 있는 앨런 길버트.

도쿄도 교향악단이 뮤자 카와사키 심포니 홀에 등장하는 것은 드문 경우로서 축제 서머 뮤자 2019에서는 "명장의 가이드로 듣는 이탤리언 프로그램"이라는 주제에 도전했다.

이탈리아의 작곡가 레스피기의 작품이 중심이었으며, "로마 3부작"에서 "축제"를 제외한 "분수"와 "소나무"가 연주됐다

.로마 분수도 로마의 소나무도 대 스펙터클이었으며 도향과 앨런 길버트의 콤비가 제시하는 음악은 명쾌하고 호화로운 색채가 풍부했다.

객석 위쪽에 관악기를 배치하여 서라운드 효과가 발군인 연출이 돋보였고, 도쿄도 교향악단의 다양한 표현력으로 객석은 열광의 소용돌이에 휩싸였다.

[Photo(C)青柳聡]

Festa Summer MUZA KAWASAKI 2019
Tokyo Metropolitan Symphony Orchestra

Monday 29 July 2019 Start at 19:00
MUZA Kawasaki Symphony Hall

Conductor=Alan Gilbert, Principal Guest Conductor of the TMSO

Wolf: Serenade in G major, Italienische Serenade(Italian Serenade).
Respighi:Ancient Airs and Dances, Suite No. 3
Respighi: Symphonic poem "Fontane di Roma(Fountains of Rome).
Respighi: Symphonic poem "Pini di Roma(Pines of Rome).

15周年を迎えたフェスタサマーミューザKAWASAKI 2019に、7月29日、東京都交響楽団が出演した。 指揮者は、2009-2010シーズンより、ニューヨーク・フィルハーモニックの音楽監督に就任し、2018年まで同ポストを務め、現在、東京都交響楽団の首席客演指揮者の任にあるアラン・ギルバート。

東京都交響楽団が、ミューザ川崎シンフォニーホールに登場することは珍しいが、フェスタサマーミューザ2019では「名匠のガイドで聴くイタリアン・プログラム」というテーマに挑んだ。

イタリアの作曲家レスピーギの作品が中心。

「ローマ3部作」から「祭り」を除いた「噴水」と「松」が演奏された。「ローマの噴水」も「ローマの松」も大スペクタクルで、都響とアラン・ギルバートのコンビが提示する音楽は、明快かつゴージャスで色彩豊か。
 

客席上方に管楽器を配し、サラウンド効果抜群な演出は見事。
東京都交響楽団の多彩な表現力より、客席は熱狂の渦に巻き込まれた。