[도쿄 리포터=토시키 아오야마] "홋카이도 최초의 본격적인 서양식 호텔"로서, 서구 문화의 창구라는 역할을 해 온 삿포로 그랜드 호텔.

천황 폐하가 숙박한 왕실 납품업자의 숙소로 "북의 영빈관"이라고도 불리우는 이 호텔은 지난해 12월 개업 85주년을 맞이하면서 삿포로를 대표하는 문화의 발신지로서도 사랑 받고 있다.

이 호텔 1F 노던 테라스 다이너에서 12월 28일부터 1월 5일까지 "연말 연시 패밀리 저녁 뷔페"가 개최되고 있어서 마지막 날에 이곳을 방문했다.

호텔에 들어서면 새해 초다운 호화스러운 장식들이 자리잡고 있었다. 양식을 부담없이 즐기는 스타일도 홋카이도에서는 이곳 삿포로 그랜드호텔에서 비롯되었다고 알려져 있다.

"연말 연시 패밀리 저녁 뷔페"에서는 전통 양식을 비롯한 홋카이도 겨울의 미각을 전 50 종류 이상을 즐길 수 있었다.

요리사들이 눈앞에서 마무리하는 라이브 쿠킹을 비롯해 일본식은 물론 서양식과 중화식의 다채로운 메뉴가 준비되어 있었다.

처음에 샐러드를 받았는데 색채감이 풍부했고, 얼음 밑에서 방울 토마토를 꺼내는 재미를 맛보았다 .큰 새우튀김의 경우에는 특별히 돋보이는 곳에 놓여 있었는데, 부페의 대인기 메뉴인지 인파가 몰려 있었다.

노던 테라스 다이너에서 가장 특징적인 것은 8가지 종류의 꿀과 호텔 메이드 브레드의 제공.

홋카이도산 꿀을 여러 가지 테이스트해 볼 수 있다는 것이 너무나도 반가웠다. 호텔 메이드 브레드는 따뜻하게 데워주고 있었으며, 호텔 1F에는 베이커리 & 페이스트리 샵이 병설되어 있어 빵이나 과자에도 호텔 측에서 힘을 쏟고 있는 것으로 보였다.

'오늘의 호텔 브레드'로는 "애플 데니쉬""롤빵""초코 데니쉬""호박빵""크로와상" 등 5종류가 제공되고 있었다.

라이브 쿠킹 코너에서는 "로스트 비프 트뤼프 소스 캐럿 퓨레와 쿠로센고쿠 (黒千石) 콩"이 제공되어 있었으며, 맛이 일품이었다. 호텔에서 제공되는 로스트 비프로는 드물게 쿠로센고쿠 (黒千石)  콩이 곁들여 사용되고 있어 로스트 비프와의 궁합이 특히 훌륭했다.

음료 코너를 방문했더니 홋카이도 소프트 드링크의 대명사인 카츠겐(KATSUGEN)의 제공이 있었다.

카츠겐은, 유키지루시 메그우유가 홋카이도 한정으로 판매하고 있는 유산균 음료이다. 신맛이 나는 건강에 좋은 음료로서 홋카이도 특유의 건강한 맛을 즐길 수 있었다. 토마토 주스나 흑오룡차도 역시 일품.

전채, 해물, 일식, 중식, 샐러드-코나 등 어떤 음식도 깔끔하게 담겨져 있었으며, 비프 스튜는 고기가 마치 죽이 될 정도로 푹 삶아졌고 여기서만 맛볼 수 있는 깊은 맛이 혀를 감싸고 있었다

분화만산 범립 조개와 버섯 토마토 폰듀 향초 버터구이(Oven-Baked Scallop & Mushroom w/Tomato Sauce & Herb Butter)는 매우 손이 많이 간 일품. 찜 채소에서도 홋카이도의 맛을 맛볼 수 있었다.

이 부페는 특히 디저트 코너가 매우 충실하여, 딸기 쇼트케이크, 베이크드 치즈 케이크, 초콜릿 무즈, 자스민과 라치의 젤리, 서양식 도라야키 등이 깔끔하게 진열되어 있었고 페스트리 셰프의 높은 수준을 느낄 수가 있었다. 맛도 달콤함에 겸손하면서 품위가 있다고 해야할까, 아주 맛이 있었다.

동석한 미식가 닛타 후지에씨는, "고저스 (gorgeous)한 기분에 젖을 수 있는, 이 호텔 만이 가능한 디너 뷔페. 역시 전통이 있는 삿포로 그랜드 호텔인 만큼 쉐프의 세세한 기력이 곳곳에 배어있는 식사 내용이었습니다"고 총평을 했다.

1층 "노던 테라스 다이너"에서는 2020년 1월 6일(월)~2월 29일(토)까지 추운 겨울에 좋은 뜨거운 치즈와 해산물을 이용한 다양한 요리가 등장하는 바이킹식 "치즈 앤 씨푸드 페어"를 개최하고 있다.

이 페어 역시 "항상 홋카이도 곁에"를 슬로건으로, 새로운 맛의 기쁨과 발견을 전해주길 기대한다.

[Photo(C)Toshiki Aoyama]

Cheese & Sea Food Fair
https://grand1934.com/offer/season/cheese_seafood/

SAPPORO GRAND HOTEL Korean Site
https://grand1934.com/kr/

「北海道初の本格的洋式ホテル」として、西欧文化の窓口という役割を担い続けてきた札幌グランドホテル。天皇陛下が宿泊された皇室御用達の宿のため「北の迎賓館」とも呼ばれる同ホテルは、昨年12月、開業85周年を迎え、札幌を代表する文化の発信地として、愛されてきた。

同ホテル1Fノーザンテラスダイナーにて12月28日から1月5日まで「年末年始ファミリーディナーバイキング」が開催されており、最終日に同地を訪問した。

ホテルに足を踏み入れると、正月らしい豪華な飾りつけをしてあった。洋食を気軽に楽しむスタイルも北海道ではここ札幌グランドホテルから始まったと言われている。

「年末年始ファミリーディナーバイキング」は、伝統の洋食をはじめとし、北海道の冬の味覚を全50品目以上を堪能できる。シェフが目の前で仕上げるライブクッキングをはじめ、和洋中の多彩なメニューを用意されている。

最初にサラダをいただいたが、色彩感が豊かで、氷の下からミニトマトを取り出す楽しみを味わった。大きなエビフライが目立った場所に置かれていたが、ブッフェの大人気メニューのようで人だかりができていた。

ノーザンテラスダイナーで特徴的なのは、8種類のハチミツとホテルメイドブレットが提供されている。北海道産のハチミツをいくつも試すことができるのは、嬉しい。ホテルメイドブレットは温めていただくことができる。ホテルの1Fにはベイカリー&ペイストリーショップが併設されており、パンやお菓子にも力を入れているようだ。

本日のホテルブレッドとして「アップルデニッシュ」「ロールパン」「チョコデニッシュ」「かぼちゃパン」「クロワッサン」の五種類が提供されていた。

ライブクッキングコーナーでは、「ローストビーフ トリュフソース キャロットピューレと黒千石大豆」が提供されており、大変美味しかった。ホテルで提供されるローストビーフでは珍しく黒千石大豆が付け合わせとして使用されており、ローストビーフとの相性もよかった。

ドリンクコーナーに足を運ぶと、北海道のソフトドリンクの代名詞であるカツゲン(KATSUGEN)の提供があった。カツゲンは、雪印メグミルクが北海道限定で販売している乳酸菌飲料である。酸味がある健康によい飲み物で北海道らしさを楽しむことができた。
トマトジュースや黒烏龍茶も美味でした。

前菜、海鮮、和食、中華、サラダ―コーナなどどの品も綺麗に盛りつけられている。ビーフシチューは、お肉がホロホロになるほど煮込まれ、ここでしか味わえない深みのある味でした。

噴火湾産帆立貝と茸のトマトフォンジュー香草バター焼き(Oven-Baked Scallop & Mushroom w/Tomato Sauce & Herb Better)は、非常に手が込んだ逸品。蒸し野菜でも北海道の美味を味わくことができた。

同ブッフェは、特にデザートコーナーが非常に充実しており、「苺のショートケーキ」「ベイクドチーズケーキ」「チョコレートムーズ」「ジャスミンとライチのゼリー」「洋風どらやき」などが綺麗に陳列されておりペストリーシェフのレベルの高さを感じた。味の方も甘さ控えめ、上品でとても美味しかった。

同席した美食家の新田藤江氏は、「ゴージャスな気分に浸れるホテルならではのディナーバイキング。さすが伝統がある札幌グランドホテルだけあって、シュフの細かい技が随所に散りばめられたお食事内容でした」と語った。

1階「ノーザンテラスダイナー」では、2020年1月6日(月)~2月29日(土)まで寒い冬にぴったりな熱々のチーズやシーフードを使った多彩な料理が愉しめるバイキング「チーズ&シーフードフェア」を開催している。

今後も「いつも北海道のそばに。」をスローガンに、新しい食の喜びと発見を届けてくれることを期待したい。