[도쿄 리포터=토시키 아오야마] 7월 12일 일본의 관광 버스 대명사인 "하토 버스"가 주최하는 "괴담 투어의 불제와 괴담 크루즈" 시승회에 참가했다.

하토 버스(도쿄도 오타구)에서는 1973년에 "괴담 버스 투어"를 시작하여 올해는 "강석사 동행 야간 괴담 크루즈 투어" "절에서 듣는 괴담의 밤""요정 화접에서 듣는 박력 입체 괴담"의 3종류 코스를 운행한다.

기자가 참석한 코스는 이중 "강석사 동행 야간 괴담 크루즈 투어"였으며 올해로 운행 7년째를 맞아 총 참가자는 1,525명에 이른다.

오이와이나리 타미야 진자

당일 저녁에 "요츠야 괴담"의 본거지 신사인 "요츠야 오이와이나리 타미야 진자 (四谷於岩稲荷田宮神社)"에 집합.

"요츠야 괴담"은 일본에서 가장 유명한 괴담으로 이미 아내가 있으면서도 돈에 눈이 멀어 다른 여자와 결혼하기로 마음을 굳힌 이에몬이라는 남자와 그의 부인인 이와의 이야기.

이에몬은 남에게 부탁하여 얼굴이 헐리는 약을 아내인 이와에게 실어준 결과. 이와는 자신의 얼굴을 보고 발광하다가 스스로 칼을 찌르고 자살해 버린다. 이와는 죽은 후에 남편 이에몬을 증오하여 매일밤 베갯머리에서 "억울해~ 억울하다~"라면서 결국 귀신이 되어 복수를 완수한다고 하는 비극의 이야기.

"요츠야 괴담"은 괴담의 단골로 꼽히면서 대부분 무대화 영화화된 바가 있어 다양한 버전과 스토리가 존재한다.

이 곳 신사에서 불제를 받았지만, 여름에 치르는 불제는, 전 투어의 안전을 기원해 행해지는 버스 투어 여름의 항례 행사라고 한다.

불제를 끝낸 후에는 버스 편으로, 니혼바시 부두 (니혼바시 미나미 폭포의 광장)로 이동.

니혼바시 강이나 스미다 강에서 라이트 업 된 다리나 양측에 서있는 빌딩을 감상.

배에서만 볼 수 있는 귀중한 모뉴먼트를 숱하게 볼 수 있었으며, 날이 어두워지자 여기저기 다른 투어 크루즈들의 모습도 보였다.

아울러 634미터 높이를 자랑하는 일본 제일의 건축물, 도쿄 스카이 트리도 먼눈에 어렴풋이 보인다.

특히 "바쇼암 사적 전망 정원"에서는, 라이트 업된 마츠오 바쇼상을 볼 수 있었다. 마츠오 바쇼상은 17시에 회전하여 이쪽을 본다는 사실도 알게 되었다.

마츠오 바쇼는 세계적으로도 잘 알려진 일본 사상 최고의 하이카이 작가. 바쇼는, 제국을 돌면서 하이쿠를 불러 왔으며 "안쪽의 오솔길"은 너무나 유명한 존재. "나쓰쿠사나 병자들이 꿈의 자취"(지금은 나쓰쿠사가 무성할 뿐인 이 땅은, 옛날에는 영웅들이 꿈에 패했던 자취구나, 라고 하는 의미)는 일본인이라면 누구나 아는 바쇼의 하이쿠.

배가 이동하고 인가가 없는 조용한 곳에 다다르자 약30분 동안 강석사의 괴담이 시작되었다.

그 뒤에는 20시경 조명이 켜진 니혼바시 선창으로 배는 돌아갔다.

서늘한 분위기로 일본의 여름을 체험하고 싶은 분들에게 추천하는 괴담 투어. 홍보부에 따르면 괴담 투어는 8월에만 개최된다고 한다.

[Photo(C)Toshiki Aoyama]

강석사 동행 야간 괴담 크루즈 투어
https://www.hatobus.co.jp/app/search/course_detail/index?c_code=R289&s_date=20190425&c_id=

7月12日、観光バスの代名詞である「はとバス」主催の「怪談ツアーのお祓いと怪談クルーズ」試乗会に参加した。

はとバス(東京都大田区)は、1973 年に「怪談バスツアー」を開始し、今年は、「講釈師と行く夜の怪談クルーズツアー」「お寺で聞く怪談の夕べ」「料亭花蝶で聞く迫力の立体怪談」の 3 コースを運行する。

今回行く「講釈師と行く夜の怪談クルーズツアーは、今年で運行 7 年目を迎え、合計参加者は 1,525 名様に及ぶ。

当日夕方に「四谷怪談」ゆかりの神社である四谷於岩稲荷田宮神社に集合。

「四谷怪談」は日本で最も有名な怪談で、すでに妻がいながらも金に目がくらみ、他の女性と結婚することを決めてしまった伊右衛門という男性と、伊右衛門の妻であるお岩さんの物語。

伊右衛門は他人に頼み、顔がただれる薬を妻であるお岩さんに盛らせた結果、お岩さんは自分の顔を見て発狂し、自分で刀を刺し、死んでしまう。お岩さんは死んでしまった後も、旦那の伊右衛門を祟り、憎しみからか毎晩枕もとで「うらめしや~、うらめしや~」と言い続け幽霊となって復讐を果たすという悲劇のストーリー。

「四谷怪談」は、怪談の定番とされ、多くが舞台化・映画化されているため、さまざまなバリエーションが存在する。

同神社でお祓いを受けたが、夏のお祓いは、全ツアーの安全を祈願して行われるはとバス夏の恒例行事とのこと。

お祓いを終えた後、はとバスで、日本橋桟橋(日本橋南・滝の広場)へ移動。
日本橋川や墨田川からライトアップされた橋や両側に立つビルを鑑賞。
舟からでしか見えない貴重なモニュメントを数多く見ることができた。

暗くなってきていることもありあちらこちらで屋形船の姿を見えた。
634メートルの高さを誇る日本一の建築物、東京スカイツリーも遠目にぼんやりと見える。

さらに、「芭蕉庵史跡展望庭園」では、ライトアップされた松尾芭蕉像を見ることができた。
松尾芭蕉像は17時に回転し、こちら側をみてくれるそうだ。

松尾芭蕉は、世界的にも知られる日本史上最高の俳諧師。芭蕉は、諸国を巡りつつ俳句を詠んできたが、「奥の細道」はあまりにも有名な存在。「夏草や兵どもが夢の跡」(今は夏草が生い茂るだけのこの地は、昔は英雄たちが夢に破れた跡なのだな、という意味)は日本人であれば誰もが知る芭蕉の俳句。

舟は、移動し、人気がない静かな場所へ。30分間、講釈師から怪談話を聞いた。

その後は、20時頃、ライトアップされた日本橋桟橋に舟は戻った。

ヒンヤリとした日本の夏を体験したい方にオススメな怪談ツアー。広報部の話によると、怪談ツアーは8月のみ開催される。

講釈師と行く夜の怪談クルーズツアー
https://www.hatobus.co.jp/app/search/course_detail/index?c_code=R289&s_date=20190425&c_id=