[토시키 아오야마] 21년 만에 일본을 방문하여 공연한 에이프만 발레의 『 로댕~영혼을 바친 환상 』을 7월 18일 도쿄 문화 회관에서 감상했다.

"에이프만 발레"는 남성은 키 182센치 이상, 여성은 172㎝이상이라는 입단 조건을 통과한 댄서로만 구성된 세계 굴지의 예술적 발레 컴퍼니.

"로댕~혼을 바친 환상"은 안무와 연출을 에이프만이 직접 담당하였으며 조각가 오귀스트 로댕의 삶을 더듬는 이야기.

공연에서는 로댕의 대표작인 "칼레의 시민" "지옥의 문" "생각하는 사람" "웅크린 여자"등의 조각 작품을 댄서들이 육체미를 통해서 예술적으로 만들어 간다.

극한까지 단련해 온 에이프만 발레 무용수들이기에 성취한 표현 방법이 실로 탁월했다.

그리스 조각 같은 무용수들이 몸을 통해 조각 작품 그 자체로 만들어가는 발상이 참으로 독특하다.

미국이나 유럽에서 대성공을 거두어 온 그들이지만, 확실히 현대 러시아 발레를 대표하는 "최첨단의 무대 예술"의 이름에 어울리는 무대였다.

[Photo(C)Hidemi Seto]

Eifman Ballet
Artistic Director: Boris Eifman

Rodin, Her Eternal Idol
(Ballet in 2 acts/including 1 intermission)

2019.7.18[Thu]19:00
[Open 18:00/End 21:00]
2019.7.19[Fri]19:00
[Open 18:00/End 21:00]

[Cast]
Rodin: Oleg Gabyshev
Camille : Lyubov Andreyeva
Rose Beuret : Lilia Lishchuk

English Website
https://www.japanarts.co.jp/eifman2019/english.html

21年ぶりに日本来日公演を果たしたエイフマン・バレエ、『ロダン~魂を捧げた幻想』を7月18日、東京文化会館で観た。「エイフマン・バレエ」は、男性なら身長182センチ以上、女性なら172センチ以上という入団条件をパスしたダンサーのみで構成される世界屈指の芸術的バレエカンパニー。

『ロダン〜魂を捧げた幻想』は、振付と演出をエイフマンが直接手がけたもので、彫刻家オーギュスト・ロダンの人生をたどる物語。

公演では、ロダンの代表作である「カレーの人々」「地獄の門」「考える人」「うずくまる女」などの彫刻作品を、ダンサーたちが肉体美を通じて芸術的に作りあげていく。極限まで鍛えに鍛え上げてきたエイフマン・バレエのダンサーたちだからこそ達成しえた表現方法が実に卓越していた。

「ギリシャ彫刻のような身体」と言われるダンサーたちが身体を通して彫刻作品そのものに仕立てていく発想が実にユニーク。アメリカやヨーロッパで大成功を収めて来た彼らだが、まさに現代のロシアバレエを代表する「最先端の舞台芸術」の名にふさわしい舞台であった。